Pファンク流英語講座-Dig | Blackbyrd McKnight プログレッシブ・ファンク・ロック・ブログ

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伝説のギタリスト、ブラックバード・マックナイト。その一環した職人気質な音作りとは裏腹にお茶目なブラックバードの一面を、日本生まれの日本育ち、ミセス・マックナイトがご紹介します。

“Dig”

Pファンク好きの方なら、この言葉、何度も耳にされていることでしょう。特にマザーシップ・コネクションのオープニングを飾るこの曲なんかどうでしょう?



辞書を引いて一番に出てくる意味は“掘る”だと思いますが、俗語では“理解する”、そこから発展して“いいね、いいね”、“大好き”と言った意味で使います。

Yeah, I dig!
Let me put my sunglasses on.
That's the law around here, you got to wear your sunglasses.
So you can feel cool.
Gangster lean.
Y'all should dig my sun-rooftop.
Well, allright. Hey I was diggin' on y'alls funk for awhile.
Sounds like it got a three on it though, to me.
Then I was down south and I heard some funk with some main ingredients
Like Doobie Brothers, Blue Magic, David Bowie.
It was cool,
But can you imagine Doobie in your funk? Ho!
WEFUNK, we funk.

うーん、いいね!
ちょっとサングラスをかけさせてもらうぜ。
この辺りの決まりでな、お前もサングラスをかけなきゃだめだぜ。
そうすりゃ、お前もいい気分になるぜ。
ギャングスター・リーン(キャングがちょっと体を傾けてドライブしている様)さ。
どうだよ、俺のサンルーフ、いいだろ。
OK。お前らのファンク、ちょっと聴きゃ、いいじゃないかよ。
でも俺にしてみりゃ、もひとつだけどな。
南まで走って、ファンクを聴いたさ。
Doobie BrothersやBlue MagicやDavid Bowieなんかの要素を含んだやつだ。
よかったぜ。
でもな、Doobie入りのファンクなんてさ、考えられるか?
WEFUNK、そう、俺達はファンクなんだぜ。

歌詞を書かせればジョージは天才だと、いつもブラックバードは言います。ただアメリカ文化や歴史などの背景を知らない私達日本人には、その天才ぶりをDigするのは少し難しいかも。そこで今日はブラックバード先生にご指導いただきました。

Doobie in your funkのDoobieは、Doobie Brothersとロンパールームのキャラクターをかけていると思われます。ロンパールームのDo Beeとはこれ。

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ロンパールームでは、よい子の皆さんはDo Beeのすることを真似し、Don't Beeのすることは悪いことと習います。ファンクはよい子の音楽ではないと言っているんですね。ご参考までにDo Beeの歌です。



Make my funk the P.Funk (ho!)
I want my funk uncut (oh, make mine)
Make my funk the P.Funk (yeah)
I wants to get funked up.
I want the bomb,
I want the P.Funk (P.Funk, y'all)
Don't want my funk stepped on
Make my funk the P.Funk
(Home of the extraterrestrial brothers)
Before I take it home.

俺のファンクをPファンクと呼びな。
俺のファンクは混じりっけ無し。
俺のファンクはPファンクさ。
ファンク漬けになりたい。
爆弾が欲しいんだ。
そう、Pファンクが。
誰にも邪魔をされたくない。
俺のファンクをPファンクと呼びな。
(宇宙人の仲間の家)
俺が帰っちまう前に。

“P Funk (Wants To Get Funked Up)/Parliament”
<訳:Mrs. McKnight>